特に意識はしていなかったのだが、この辺りが柳橋だということに気づいた。きっかけとなったのが、美家古寿司。
美家古寿司は、かつての神田鶴八のご主人がモデルになったNHKドラマ[イキのいい奴」の舞台になったお店。懐かしいなぁと感慨にふけっていると本当の柳橋に到着。川っぺりはなかなか絵になる。
はりまや橋以上に小さな橋だが、川岸の柳の木や、行き交う釣り船がピタリとはまっていてなかなか風流な橋だ。その橋の袂になにやら気になるお店を発見。
どうやら佃煮屋さんらしい。
ついつい立ち寄ってしらす山椒を購入した。包も粋だ。
その下は曲げわっぱ。この外観だけでも味は十分期待できるというもの。
ちりめん山椒といえば、やはり京都というイメージが強い。実際、あちらのものしか食べたことがないような気がする。
西のものに比べると、色が濃く、おでんで言う関東炊き?っぽい風情を放つ。食べてみると、食感はとても柔らかく、生醤油の効いた質実剛健な味わいで、山椒の辛味は控えめ。これがかえって新鮮な感じ。ご飯によし、お酒にVery Good!案外くせになる美味しさ。
小松屋(佃煮/柳橋)
東京都台東区柳橋1-2-1
TEL:03-3851-2783
平日:9:30~18:00
土曜:~17:00
日祝休