Hagenbund 〜ハーゲンブント〜
ハーゲンブントとは、1900年に組織された美術家の集団で、レストランの主人(ハーゲン)に由来し、そこに集まるメンバーを意味します。     銀座・築地・月島・勝どき・豊洲・下町エリアの食歩記を中心に、食に関するさまざまな情報を発信します。
シャヒ・ダワット(インド料理 / 小川町)

最新号のDancyuはカレー特集!馴染みのない店が数多く掲載されていて、東京のカレー地図もだいぶ様変わりしている様子。「ビリヤニ」など興味深い特集もあったので、早速購入してみた。ビリヤニとはいわゆるインド風炊き込みご飯と言ったもので、宮廷料理のひとつ。

記事を読むと久々にビリヤニが食べたくなってきた。いままであまり美味しいと思ったことがない。紹介されているお店のなかで我が家から近いところなら、銀座一丁目の1軒なのだが、神保町の「シャヒ・ダワット」がどうにも気になる。という訳で土曜日の夜に出掛けた。



勿論、ビリヤニを中心に注文。2人ならSで十分。それ以外の料理の構成もお店の方と相談しながら組み立てた。正直、お昼に「ジャリコ」を食べているだけに、食欲はほどほど。

<お通し>


ビールとともに運ばれてきたのが、タンドールで焼かれたスナック菓子。パリッと軽快で、香ばしい。時折、感じられる胡椒の辛みが心地よく、ビールの合いの手としては申し分ない。

<モモ>


ネパールの蒸し餃子。皮はプルンとして餡も美味。これを山椒の風味が効いたトマトチャツネで頂く。これがケチャップと異なり、爽やか。

<タンドーリ サラダ>


こちらのお店ではタンドーリ料理の種類が多い。通常であればチキンをお願いするところだが、ビリヤニにチキンを選んだことと、バランス的に野菜が少なかったので、今回はこちらにした。具は玉ねぎとパプリカがメイン。外周はご覧の通り、スパイスに覆われているから、噛んだ瞬間は刺激的。しかし、すぐに野菜の甘味が拡がる。タンドールの中でじっくりと焼かれることで、野菜の旨味が凝縮されている感じだ。野菜の甘味とスパイスのコントラストが愉しい。

<ミックス ベジタブル パコラ>


ベーサンという豆の粉で作られたフリッター。見た目は衣が厚いのだが、油っぽさがなくこれまたスパイシーで軽やか。少し多いかと思ったが意外にもすっと胃袋に収まった。


<ビリヤニ・チキン>


本日メインのビリヤニが運ばれてきた。深紅の布に包まれた小さい壷に入っている。Sサイズは1〜3人前とのこと。本当に2人分?足りる?と心配になるほど小ぶりなのだが、思った以上に米もチキンも入っている。十分食べ応えはあった。



ホイルの蓋を裂き開くと、まずその香りの高さに驚き、しばし陶酔してしまう。カレーとはまた違った香りの溶け込み感がある。宮廷料理のため上品な薄味。味よりも香りを愉しむのがこの料理の本来の姿なのであろう。


<チュカウニ>


ビリヤニに欠かせないのが、ヨーグルト。ビリヤニの友として数種類のヨーグルト料理が用意されている。これはお店の方のお勧めに従って、「チュカウニ」というじゃがいものヨーグルトを注文。

これをビリヤニに掛けて頂くのだが、ヨーグルトの酸味がまた違った味わいを醸し出してくれる。しかし、そこはやはりヨーグルト。軽い方向にベクトルは進む。正式な食べ方ではないかも知れないが、ビリヤニと共にカレーを一品頼み、それをヨーグルトと交互に掛けながら食べると、より満足度が高いのではないか。


<ガーリックナン>


お土産でガーリックナンを注文し、翌日、鱈とアサリのシチューに添えて頂いた。油っぽさが少なく、家で焼きなおしてもモチモチ感とカリカリ感を損なわず、割りと上手に仕上がった。次回はこれでカレーを!食べてみたい。


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シャヒ・ダワット(インド料理 / 小川町)
東京都千代田区神田錦町2-2-11田口ビルB1
TEL:03-3293-5897
平日:11:00〜15:00 17:00〜22:00
土日祝:11:30〜15:00 17:00〜21:00
第一日休


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