Hagenbund ~ハーゲンブント~
ハーゲンブントとは、1900年に組織された美術家の集団で、レストランの主人(ハーゲン)に由来し、そこに集まるメンバーを意味します。銀座・築地・月島・勝どき・豊洲・下町エリアの食歩記を中心に、食に関するさまざまな情報を発信します。
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日本のおかず(料理本 / 京味 西健一郎著)
京味といえば、日本屈指の名店と言っても決して言いすぎではない。西さんが醸し出す日本料理の味わいは陳腐な美辞麗句では表現できない。吟味された素材は勿論、施された仕事も超一流。これだけ食後の満足度が高いお店はそうそう無い。

随分昔になるが、NHKの「今日の料理」に出演し、料理を指南していたこともあった。残念ながら、ほんの数回見た記憶がある程度だ。以来、マスコミではめったにお目に掛からない。

レシピ本では、94年に出版された暮らしの設計「季節のおかず 130選」がある。我が家の愛読書の1冊だ。ちなみにこの本は大雑把な作り方が書いてあるだけで、分量などの詳細は一切書かれていない。そのため、行間から色々なことを読み取る必要があり、かなりスキルがないと使いこなしが難しい。それでも、ちょっとしたコツが実に重宝していた。

そして、今年新たに「日本のおかず」が出版された。発売以来、かなり売れているらしい。我が家も発売早々に購入して、色々と試してみた。

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ここに紹介されている料理は、誰もが一度は口にしたことがあるような日本のおかずばかり。作り方も実にシンプルだ。今度の本では分量も記されているので、普段、料理をしない人でもチャレンジできる内容になっている。その一方、ある程度スキルがある人にとっても、目から鱗が落ちるような内容が随所に散りばめられていて、料理の楽しさ、奥行きの深さを感じることが出来る。ここが幅広い層に支持されている所以なのだろう。

中でも、象徴的な料理は肉じゃがだろうか。
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使用する調味料は醤油と砂糖のみ。ダシは使わない。肉の旨みをじゃがいもに移すことがこの料理の基本といえる。素材の旨味を存分に引き出すことが出来れば余分な物は不要という考え方。無駄をそぎ落として名より体を取る。和食の洗練された機能美を垣間見る思いだ。

そら豆の旨煮
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薄緑色に仕上がった豆が美しい。

きゅうりの胡麻和え
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我が家ではすっかり定番になった品。酸・塩・甘のバランスは黄金律と言える。

牛肉ごぼう
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ごぼうがビックリするほど美味しくなる。やや濃いめの味付けなので白いご飯がすすみすぎて困るほど。

こんな具合に、シンプルかつ美味しいレシピがぎっしり。身近にご結婚される方がいたら進呈すると喜ばれるのではないだろうか。

東京ミシュランの3つ星を断ったという噂も耳にする。勿論、常連客に配慮されてのことだろう。明日、徹子の部屋に出演なさるそうなので、その辺りのお話が聞けるのか興味深いところ。恐らくは、この名著に関わる話が大半だと思うが。。

日本のおかず(料理本 / 京味 西健一郎著)
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