Hagenbund ~ハーゲンブント~
ハーゲンブントとは、1900年に組織された美術家の集団で、レストランの主人(ハーゲン)に由来し、そこに集まるメンバーを意味します。銀座・築地・月島・勝どき・豊洲・下町エリアの食歩記を中心に、食に関するさまざまな情報を発信します。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012 年間MVP
12月の月間MVPがそのまま年間MVPになったので、12月の月間MVPは割愛する。

【レストラン部門】

エスキスに決定。
奇しくも昨年の年間MVPであったミッシェル・トロワグロのシェフを務めていたリオネル・ベガ氏がシェフを務める。今年のミシュランにおいて、初登場3つ星とも囁かれていたようだが、蓋をあけると2つ星に留まった。

ミッシェル・トロワグロの料理と比較しても1枚上手をいく印象を受けたし、これといった欠点が見つからない。
何故2つ星だったのか、自分なりに考えた結論は、フロマージュが提供されなかったことくらいしか思い当たらなかった。

当然、前のお店ではトロワグロの料理を提供しなくてはいけなかったのだから、当然と言えば当然だが、今回はシェフの個性が存分に皿の上で表現されている。

その一つは柑橘類を中心としたフルーツ使いの巧みさだ。
コースの中でも随所にフルーツを用いたソースが登場する。例えば、フォアグラで用いられたフランボワーズのソース。

121215_7.jpg


通常、フランボワーズのソースと聞くと酸味が強すぎるイメージだが、程よく酸味を抑えて、素材の持ち味を引き立たせてくれている。

また、甘鯛のポアレで見せた柑橘系のソースでは、軽妙なアクセントを添える効果的な使いこなしが光る。

121215_11.jpg

2つ目は和のテイストだ。
先のフォアグラでは赤かぶを使い、ある皿では平目の昆布締めを用いるなど、和の食材や技法を積極的に取り入れる。日本にあるフレンチレストランならではの存在価値を積極的に表現しているように見受けられた。


そして、パンの旨さは特筆に値する。

121215_9.jpg

最初に供される小ぶりなバケットは、ロブションを思い出させる姿だが、タイプは異なる。ハードなロブションに比べて、気泡を含み、とても柔らかく仕上がっている。

その後、供されたフォカッチャやブールなど、どれも相当にレベルが高い。それを引き立たせてくれるのが、自家製の発酵バター。

121215_5.jpg

ふんわりと柔らかく、初体験の感覚だ。
無塩のため、オーストラリア産の岩塩を掛けて頂くのだが、この岩塩がとてもいい。トゲトゲしさがなく、柔らかい口当たりで、パンと良くマッチする。

また、デザートも出色の出来栄え。
お土産で頂いたマカロン。

121231_.jpg

通常、マカロンはそれほど好きなお菓子ではない。中に挟まったジャム?のベタベタ感がその理由だと思うのだが、これはサラリとして嫌味がなく、ついつい手が伸びてしまう。

若林さんを始めとするサービススタッフの充実も忘れてはならない。
それは電話での応対からも行き届いている。


【食品部門】

藤子ばあちゃんのまごごろ米

121028_5.jpg

久しぶりに感動したお米。艷やかで弾力性に富み、ほどよい甘さがとてもいい。



【特別賞】

ハトヤ

120917_15.jpg

20世紀少年の世界にタイムスリップしたかのようなお店。
この時代にコッペパンの専門店が存在してることに驚きを禁じ得ない。
そして、パンとしてのクオリティの高さにもびっくり。上品な甘さのピーナッツバターはもちろんのこと、
プレーンに焼きそばやコロッケなどを挟んでも美味しい。


【アルコール部門】

当ブログではお酒まで手が回らず、殆ど書いた記憶がない。
しかし、2012年は久しぶりに日本酒を切らさずに頂いた年でもあった。
なかなか、1つに絞ることは難しいので、印象に残ったお酒を紹介したい

◇愛宕の松 M

121231_2.jpg

震災により全壊した蔵で、その年の夏の解体作業の前に醸したお酒。
Mとはメモリアルの頭文字。
これだけの災害の後に、これほど凛としたお酒が醸せるなんて。


◇上喜元神力

121231_4.jpg

どのお酒も出来の良さが光る蔵のひとつ。
その中でも、印象的な一本でした。


◇会津娘

121231_5.jpg

以前、近所の酒屋で扱っていたお酒だったが、引っ越してから、
なかなか出会うことが出来なかったお酒。今年、久しぶりに再会できた。相変わらず好きなタイプ。


◇白鶴山田錦

121231_3.jpg

はせがわ酒店と白鶴がコラボレーションして醸したお酒。
大手メーカーでもこれだけ丁寧な作りが出来るのかと、瞠目した一本。


◇東洋美人山廃仕込

121231_6.jpg

いまいちばん勢いを感じる蔵。このお酒が決してNo1という訳ではないのだが、山廃仕込みでありながら、これだけのすっきり感と、バランスの良さに脱帽。この蔵のポテンシャルの高さが感じられる一本。


2012 年間MVP


にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ 食べログ グルメブログランキング 

テーマ:おいしい☆ - ジャンル:グルメ

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://umainet.blog103.fc2.com/tb.php/1013-7c178ad5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。