Hagenbund ~ハーゲンブント~
ハーゲンブントとは、1900年に組織された美術家の集団で、レストランの主人(ハーゲン)に由来し、そこに集まるメンバーを意味します。銀座・築地・月島・勝どき・豊洲・下町エリアの食歩記を中心に、食に関するさまざまな情報を発信します。
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スマート珈琲(コーヒー / 京都)

2007.10.15

昼食後は簡単に錦市場をおさらいして、骨董や食器類のお店を目指すことに。このところめっきり寒くなって冬に突入した感が強いが、約1ヶ月前の京都は日中29度もの気温があって残暑ど真ん中だった。なんだか遠い昔のことのようだ。とにかく半袖姿でも汗だくで、あちこち動きまわるのだから自然と喉も渇く。という訳で、最初の給水に。

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京都でも歴史が古い喫茶店のひとつ。本能寺にほど近い寺町通り沿いにある。店の入口には大きな焙煎機が備え付けられていて、豆もお土産用として人気が高いようだ。

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シンプルだが、清潔感がある店内。シルバーの灰皿などにも歴史と趣が感じられる。

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ここのコーヒーについて、ぐだぐだと語る気はない。イノダコーヒーと並ぶ「京都らしいコーヒー」 それでいいと思う。

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周囲に食べている方がいなかったので詳細は不明だが、ランチタイムのお食事も評判がいいようだ。隣客の食べていたホットケーキがとても美味しそうだった。これは案外いけると見た。

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まるき (親子丼 / 京都)

2007.10.5

お箸購入後は錦市場でお土産の下見。京都市民の台所とも言うべき錦市場だが、観光客相手の店舗が増えて昔の面影がうすれつつある。少々寂しい。午前も早い時間なので人出は少ない。活気が出てくるのはお昼過ぎなのだろう。築地とはちと違う雰囲気。

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中にはこんなお惣菜?を売っているお店も。活きはも一口あぶりを片手に鴨川辺りでお酒を頂くのも楽しそう。

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当初、初日のお昼には「ひさご」の親子丼を予定していた。京都に来るたびに足を運んでいるお気に入りの一軒だ。しかし、スケジュールを考えると少し微妙な距離にある上、行列に巻き込まれるとかなり待たされるため時間が読めない。京都に来て親子丼を食べない訳にはいかない。今回は別なお店を探すことに。鳥岩楼などにも興味を惹かれるも、やはり地理的にロスがあり、結局、錦市場にある「まるき」に白羽の矢を立てた。

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暖簾でわかるようにごく普通のおそば屋さんである。メニューはおそば、うどんはもちろん、親子丼などのご飯ものも扱う。東京ならばあまり好んで訪れるタイプの業態ではないのだが、口コミ情報によると親子丼はなかなか評価が高かったので、行ってみることに。

まずは親子丼とおそばのセット。
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親子丼は事前の調査では玉子が少し固めとの評判が多かったが、思ったよりいい塩梅に仕上がっている。何より面構えがいい。

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芳醇な山椒の香りが鼻腔をくすぐる。京都にいることを実感させてくれる。やや甘めの味わいだが、出汁の旨味が感じられ、十分満足がいくものであった。一方、おそばの方はまずまずと言ったところか。東京育ちにとっては少々物足りない感がないではない。


あんかけうどん
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今回の旅行におけるテーマの1つはあんかけうどんである。本来なら厳冬の頃、フーフーと白い息を弾ませながら、アツアツのあんかけをすすり込むのが一番だと思う。ましてや今年は10月だというのに真夏の様な暑さだ。でも東京ではあまりお目にかかれないタイプのうどん。初志貫徹ということで注文。

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ややしょうがの香りが強い気もするが、こちらも出汁の旨さが光った。予想以上にいい。(びっくりするほど汗が出たけど)

何の変哲もない街のおそば屋さんだが、京都の底力を垣間見た気がする。

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市原平兵衛商店(箸 / 京都)

2007.10.5

京都駅からホテルへ直行。フロントに荷物を預け京都の街に繰り出した。まず最初に足を運んだところがここ、市原平兵衛商店である。

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知る人ぞ知るお箸の名店だ。中でも竹でつくられた「みやこばし」が有名である。
こちらのお店の商品はネットで購入することができない。訪れなければ買えないから、当然、京都に来る機会があれば必ず立ち寄ることにしている。

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みやこばしもいいが、個人的には黒檀など、堅い木材を使った箸が好きだ。しっかりとして丈夫だし、何より丸みと窪みのバランスが良く持ち易い。一番の決め手は、他ではなかなかお目にかかれない箸先の細さといえるだろうか。既に使用しているものがボロボロになってきたので新調したかった。

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割り箸や楊枝なども趣きがあります。

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実際に黒檀と紫檀の箸を購入したのだが、心なしか箸先が以前より太くなったように感じた。持ち手部には違和感がない分、少々がっかり感がある。正直なところ、京都にはもう一軒気になるお箸屋さんがあったのだが。こちらは受注生産のお店で、注文から完成までに1年近くも掛かるという。どんな素晴らしい箸なんだという期待感はあるものの、旅程にも制約があるし、また次の機会に、ということで、今回はここ一本に絞った次第である。

とは言え、購入したお箸は来年のお正月からの使用を考えているため、実際の使用感についてはまた別の機会に。今回は普段使いの箸以外は購入するつもりがなかったのだが、結果的にいくつかのアイテムを購入してしまった。これらが予想以上にいい結果を生んでいる。

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まず1つは取り箸用として購入した竹?のお箸。価格は300円代だったかと思う。安価な値段の割に繊細な造り。細い箸先に魅力を感じて購入したのだが、実際に使用してみると、これが実にいい。普段使いでも十分にいける感じだ。耐久年数を考えると、ある程度の数をまとめ買いしてもよかったかと少し後悔している。

もうひとつは菜箸。店主にお話を伺うと、「プロの料理人が、よほど特定な用途で使用しない限り、竹の菜箸は耐久性に優れ、オールマイティに使える。これ以上のものはない」と力説された。物静かな佇まいに反した、予想外に力のこもったトーンだ。また、「軽い」ということもポイントの1つに挙げていた。京男らしく、少し頼りない印象のご主人が何だか急に頼もしく見える。そう言えば、築地の天麩羅「なかがわ」のご主人からも、手の感覚が伝わりやすく、一番使いやすいのは竹の箸だと伺ったことを思い出した。こちらは予備を含め2本購入したが、おっしゃる通り!二度と手放せないものになりそうだ。我が家のマストアイテムが一つ増えた。

市原平兵衛商店(箸 / 京都)
京都市下京区堺町通四条下ル
075-341-3831
平日:10:00~18:30 日祝:11:00~18:00
日曜不定休

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深川めし・鶏づくし(駅弁/東京駅)

これからボチボチと、リアルタイムに追いつくべくアップしていくことにします。暫くは10月の3連休に出掛けた京都の話題をお届けします。第一弾はその車中ネタから。

10月5日 
朝の6時36分発のひかりでいざ京都へ。朝が早いだけに家で朝食を採ることもままならず、駅弁を買って列車に乗り込んだ。

この旅行のために入念な計画は練ってある。一食たりとも無駄な予定は無い。特にこの日の昼食予定時間は早い。できるだけ支障を来たさないお弁当にしなければ!こんな時、東京駅の深川めしは実に都合がいい。内容はシンプルで量は少なめなので、空腹時には少し物足りない感じはする。しかしお弁当として、程よくまとまっていてバランスが良いので、東京駅を利用する旅ではしばしば愛用している。

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深川めしと言っても単なるあさりご飯ではない。炊き込みご飯にの上にあさりと穴子と鯊の佃煮が乗る。穴子は少し固めでふっくらという訳にはいかないが、タレの味もまずまずしみていて悪くない。これに寄り添う鯊の佃煮の濃い味が全体のコントラストを整えてくれている。おかずは少ないのだが、淡い味付けの煮物系が入っていることもポイント。「親切の押し売り的おかず」が皆無なのも嬉しい。まだ試してはいないが案外お酒の友にもいいと見た。

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駅弁の、揚げ物や体裁だけの海老、焼き魚などには、どうしても閉口してしまう。そもそもお弁当は冷めても美味しいことが基本だと思う。そうなると必然的にお煮しめが多くを占めているものに目が奪われる。そんな中で、家人の目に留まったのが鶏づくし。

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比較的ローカロリーなお弁当でありながら、無難な惣菜が並び、尚且つボリューム感も狙ったもの。朝からステーキが食べられる血統の持ち主だけに実に頼もしい。

そぼろご飯に負けない面積をがんもなどの煮物系が占有している。肝心の鶏はミートボールや照り焼きなど。こちらも嫌味なネタは無く、バランスが良い。

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深川めし・鶏づくし(駅弁/ 東京駅)

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2007年9月

またしても同じネタが続いてしまいますが、9月の月間MVPは京亭で決まり。
アルコール部門は該当するものが無いわけではないが、記憶も薄れ気味なので、9月はレストラン部門のみに。

雛にも稀なという表現がぴったりの店で、その佇まいには緩やかにながれた時間が積み上げた風格を感じる。食後はお店の庭園を散策。風は清涼で心地よく、一刻、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
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庭園の眼下には川が広がる。川の名は荒川。そう、金八先生でおなじみ、東京を流れるあの荒川の上流なのである。京亭で使用する天然物の鮎はここで獲れたものだ。この日は前日までの雨の影響で濁り気味だが、普段は清流と呼べるほど綺麗な水面だ。


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京亭(日本料理 / 寄居)
埼玉県大里郡寄居町寄居547
TEL:048-581-0128
11:00~19:00
火休(祝日は営業)


 

京亭(日本料理 / 寄居)

2007.9.16

しばらく更新が滞ってしまった。いかん。10月に出掛けた京都ネタなどボチボチ時差を縮めながらアップしていくことにします。まずは9月16日に出掛けた京亭から。

京亭は池波正太郎もこよなく愛した処としても知られているお店。宿泊施設もあるので、お店というよりは旅館というのが正解かも。お手洗いにその趣を感じさせてくれます。勿論、料理だけ頂くことも可能です。

電車だと東武東上線を端から端まで乗って、更に乗り換えてと、かなり大変。やはり車で出掛けるのが一番かと思います。この日は知人の車で。関越に乗ること56km。花園インターを降りて約15分ほどでようやく到着。埼玉県とは言え、秩父に近く、小旅行気分です。

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夏は天然の”鮎づくし”コースが愉しめます。これを目当てにかれこれ4、5年くらい連続で通っています。畳のお部屋が殆どですが、洋間が楽だし、素敵でオススメ。

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まずは、じゅんさい。フレッシュで清々しく、程よい酸味が食欲を掻き立ててくれます。

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近くの酒造でつくられているオリジナルラベルの地酒。これが不思議と美味しい。やはり地酒はその土地で飲むのが一番なのかもと、考えさせられます。こんな昼酒は最高。(因みに私は運転しません)

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これはうるかという鮎の塩辛。鮮度が良いので臭味がなく、お酒も進む。

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このあたりから鮎料理が始まります。まずは天日干した干物から。

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実際にはこのように作られています。

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続いては甘露煮。甘辛く煮込まれていて、頭から丸かじりでイケます。骨まで柔らかく炊かれていて、くど過ぎない佃煮といったところでしょうか。

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大根、枝豆、かにの足、うなぎの肝など、しばしの箸休め。

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海老、椎茸、百合根の炊き合わせ。丁寧にとられた出汁の旨味が光ります。

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鮎づくしの中でも、この店ならではの逸品。鮎のお刺身。鮮度が高いからこそ成せる技。

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鮎といえば、塩焼き。盛り付けも風流で食欲をそそられます。

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うなぎの肝の柳川風。臭味はないし、コクがあり美味しいのですが、ここにきて、これだけの肝を食すとなるとかなり重い感じ。というか、こんなに肝ばっか食べたらまずいだろう!しかも卵とじで!

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更に鮎のフライが登場。鮎の食べ方としてはこちらも珍しい。うなぎの肝で少し食傷気味なだけに、フライに対する闘志は弱いものの、鮎の食べ方としては悪くない。

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鮎づくしのメインイベントはこれ。〆の鮎ご飯である。鉄鍋で頃合を見計らって炊いてくれるから、美味しいことこの上ない。写真は蒸らしの時間で待ちの状態。

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炊き上がりはこんな感じ。お米の一粒一粒が立っている。

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これをほぐして、薬味のネギなどと混ぜ合わせて盛り付けてくれる。余った分はお土産として持ち帰ることもできるが、できればこの場所のこの空気で食べることをオススメする。

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あまりの旨さに全員が3杯をペロリ。でもってこのようなデザートにも悪戦苦闘する。デザートは別腹というがそんなことはない。相当苦しい。

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